「ロシアは欧州との戦いに備えている」――プーチン発言でNATOに緊張走る
Putin ‘Ready to Fight’ NATO Allies
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は先月末、ベルリンの高級軍事幹部チームが作成した1200ページに及ぶ機密文書「作戦計画ドイツ(OPLAN DEU)」の詳細を報じた。この計画では、ロシアの侵攻に備え、最大80万人のNATO部隊を欧州に展開するための兵站計画が詳細に記されているという。
米国のマルコ・ルビオ国務長官は、最近のウクライナ首脳との会談後にこう述べた。「この戦争の難しさは認識しているが、我々には共通のビジョンがあると感じている。単に戦争を終わらせるだけではない。ウクライナの将来を守ることが目的だ。その将来が、これまで以上に繁栄したものであることを願っている」
ドイツ最大野党CDUの外交政策責任者、ヨハン・ヴァーデプルは、ドイツ外務省のX(旧ツイッター)アカウントでこう投稿した。「プーチンはEUとNATOに目を向けている。情報機関は警告を発している。少なくともロシアは、2029年までにNATOと戦争する選択肢を整備しつつある。我々は、パートナーや同盟国と共に、ロシアのさらなる侵略を抑止しなければならない」





