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ながら運転で前科、信号無視で6000円、「逆走」は?...どんどん厳しくなる自転車の交通違反

2025年11月21日(金)10時05分
印南敦史(作家、書評家)

特に危険な「ながら運転」と「酒気帯び運転」は刑事罰

つまり数年前の私も、「歩行者の進行を妨げた」運転をしていたから、危険な違反行為と認定されたのだろう。口頭注意程度で済んだものの、もし激しく抵抗したりしていたら前科がついていたのかもしれない。

いずれにしてもそんなお粗末をやらかしたからこそ、逆走をする人も「気をつけたほうがいいよ」と感じずにはいられないのである。

ちなみに2026年4月1日から導入される主な自転車の交通違反に対する反則金は以下のようになるという。


・「ながら運転」(携帯電話使用):1万2,000円
・遮断機が下りている踏切立ち入り:7,000円
・信号無視:6,000円
・逆走や歩道通行などの通行区分違反:6,000円
・一時不停止:5,000円
・ブレーキ不良などの制動装置不良:5,000円
・傘差し運転やイヤホン使用:5,000円
・無灯火:5,000円
・並進禁止違反:3,000円
・二人乗り:3,000円(120ページより)

読んでいて思い出さずにはいられなかったのは、小学生時代に二人乗りをして大怪我をしたことだ。にもかかわらず数十年後に違反切符を切られる自分の学習能力のなさにあきれるが、ともあれそんな経験があるからこそ、二人乗りの危険性が分かる。

なお前述のとおり、違反は段階的に変わるものである。

まず2024年11月からは、特に危険な「ながら運転」と「酒気帯び運転」に刑事罰が導入され、赤切符が交付されることになった。さらに2026年4月1日からは、一般的な交通違反に反則金制度が導入され、青切符の対象になる。

来年からは幅広い違反に反則金が課せられるので、「自転車だから処罰も軽いでしょ」というわけにはいかなくなるのだ。

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