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2020米大統領選

サンダース撤退でも国民皆保険がアメリカで実現するかもしれない理由

How the World Got Berned

2020年4月13日(月)15時25分
マイケル・ハーシュ

一部の民主党の主流派に比べると進歩的なバイデンは、クリントンの過ちを繰り返さないだろう。クリントンは予備選でサンダースを僅差で下した後、彼のアイデアの大半を無視し、冷戦後に民主党が取った中道路線に回帰した。民主党がかつての牙城であるミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア州など工業中心の州を落とし、トランプに敗れたのはそのためだ。

いまバイデンの目には、クリントンという反面教師とサンダースというモーゼの2人が映っているに違いない。

From Foreign Policy Magazine

<2020年4月21日号掲載>

【参考記事】コロナ危機でアメリカ版「国民皆保険」への支持が急上昇
【参考記事】サンダース撤退で民主党はバイデン指名確実 トランプへの勝ち目は

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2020年4月21日号(4月14日発売)は「日本人が知らない 休み方・休ませ方」特集。働き方改革は失敗だった? コロナ禍の在宅勤務が突き付ける課題。なぜ日本は休めない病なのか――。ほか「欧州封鎖解除は時期尚早」など新型コロナ関連記事も多数掲載。

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