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「君たちの体重なら問題ない」毒舌トランプに子供も凍りつく

2017年10月30日(月)18時55分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


体重はセンシティブでタブー?

アメリカではたいていの場合、体重の話はタブーだ。しかしトランプはよく人の体重についてコメントする。昨年、メーン州のポール・ルパージュ知事が肥満手術を受けたときにもわざわざ指摘した。

2005年に妊娠中だった妻のメラニア夫人に対しても「飛行船」や「モンスター」と揶揄。著名なセレブリティ、キム・カーダシアンにまで言及したこともある。それなのに自分の体重については黙ったままだ。

今回もハーシーキスチョコレートを配りながらついつい、言わなくてもいいことを言ってしまった。

ではトランプの体型はと言うと、身長188センチに対し体重115kgと推測される。アメリカ人男性の平均が身長178センチ、体重87キロということを考えても、太っているほうだろう。

自分がやり玉に挙げられかねない話題でも果敢に皮肉をまき散らすトランプ。トランプには可愛い魔女たちの「Trick or Treat(お菓子をくれないといたずらするぞ )」も効かない。

英ミラー紙は、そんなトランプをこう評する。「彼は地球上で最も強烈な男だろうが、ハロウィーンを迎えた今、最恐の男でもある」と。

しかしこれはほんの前哨戦に過ぎない。現地時間30日にはホワイトハウス主催のハロウィーン・パーティーが開かれる。昨年は、バラク・オバマ前大統領夫妻が微妙なスリラーのダンスを披露して注目されたパーティーだ。毎度周囲の期待以上の「ジョーク」を飛ばすトランプは、きっと期待に応えて予想以上のものを見せてくれるはずだ。


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