最新記事

旅行

「登山」「古代遺跡」「辛い料理」「シャークダイビング」キーワードだけで次の旅行先を探そう!

世界最大の宿泊予約サイトが提案する新しい「旅先の決め方」

PR

2016年6月23日(木)11時00分

<興味のあるテーマを入力するだけで理想の旅先を見つけられる!? これまでに10億人以上が利用し、92万軒以上の宿泊施設が登録されている宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム」の新ツール「パッション・サーチ(旅先検索)」とは何か?>

 旅行の計画を練るとき、「次はハワイに行きたい!」などと行き先をはっきり決めている人ばかりではないだろう。ダイビングに行きたいけれど、どの海がいいだろう、今度はイルカと泳いでみたい、あるいは、サメと泳げるスポットもあるって聞いたけれど......というような人も少なくないはずだ。

 そんなとき、理想の旅先を探すのはけっこう難しい。このサイトを知らなければ――。

 世界最大のオンライン宿泊予約サイトBooking.com(ブッキング・ドットコム)は今春、興味のある旅のテーマから目的地と宿泊先を検索できる新ツール「パッション・サーチ(旅先検索)」を、大幅にリニューアルして公開した。ここで、例えば「シャークダイビング」(実際にそんなテーマもあるのだ)を検索すると、世界各地から32件の目的地(※1)と、それに近い宿泊先を提案してくれる。

 ブッキング・ドットコムは、1996年にアムステルダムで設立された。2005年には旅行関連のオンラインサービスを提供する米プライスライン・グループの一員に。今では40以上の言語に対応し、224の国と地域で8万6000カ所以上の目的地、92万軒以上の宿泊施設の予約が可能(2016年6月時点)という、世界最大の宿泊予約サイトだ。

 創業以来の宿泊者は10億人を優に突破し、2014年だけでも2億8500万人がブッキング・ドットコムを通じて予約・宿泊したという。

多様な選択肢と簡単な予約で、訪日旅行者にも人気

 グローバルに使われている宿泊予約サイト、というだけではない。ブッキング・ドットコムが日本へ進出したのは2009年。東京、大阪、福岡、札幌、沖縄に構える6つのオフィスに計200人以上の従業員を抱え、日本国内で8300軒以上(2016年6月時点)の宿泊施設の予約が可能になっている。

 なぜ日本でのビジネスを、短期間でこれほどまでの規模に拡大することができたのだろうか。日本人のユーザーが日本語だけで世界中の宿泊施設を予約できるという点も魅力だが、もちろん理由はそれだけではない。大きな要因としては、日本を訪れる外国人旅行者、つまりインバウンドに強いことが挙げられる。

 ブッキング・ドットコムの世界全体における人気のある渡航先として、数年前まで日本はベスト30にも入っていなかったが、2015年にはベスト10にランクインした。また、ブッキング・ドットコムで訪日旅行を予約した中国人旅行者の動向をまとめたところ、渡航都市ランキングの第1位には東京が、第5位には大阪がランクインしている(前年はそれぞれ7位、10位だった)(※2)。

 政府観光局によると、2015年度の訪日観光客は2000万人を超え、前年度比45.6%増だった。その一端をブッキング・ドットコムが担っていると言えそうだ。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ウクライナ、いずれロシアとの交渉必要 「立場は日々

ビジネス

米経済「まちまち」、インフレ高すぎ 雇用に圧力=ミ

ワールド

EU通商担当、デミニミスの前倒し撤廃を提案 中国格

ビジネス

米NEC委員長、住宅価格対策を検討 政府閉鎖でGD
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前に、男性が取った「まさかの行動」にSNS爆笑
  • 4
    「水爆弾」の恐怖...規模は「三峡ダムの3倍」、中国…
  • 5
    中国が進める「巨大ダム計画」の矛盾...グリーンでも…
  • 6
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 7
    ファン激怒...『スター・ウォーズ』人気キャラの続編…
  • 8
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 9
    「ゴミみたいな感触...」タイタニック博物館で「ある…
  • 10
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 3
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 7
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 8
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 9
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 10
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中