観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が「9頭のクマ」に食い荒らされた惨劇も
「クマをペットにした女性」の最期
しかし、クマが何らかの理由で肉食を覚え、凶暴化し、人間を襲撃することもある。
山中で自然に死んだシカの死体を食べ肉食化することもあるが、「人間による餌付け」もまた、クマを肉食化させるきっかけになりうる。
また、餌付けによってクマが人間を恐れなくなることも、襲撃のリスクを高める。これまで人間を恐れて近寄らなかったクマが、急に攻撃的になる可能性もあるからだ。
実際、アメリカ・コロラド州南西部のユーレイでは、クマに餌付けをしていた女性が殺される事件が2009年に発生している。AP通信によると、この女性は74歳で、少なくとも10年間にわたり、付近に棲息するクマ(アメリカクロクマ)に餌付けする目的で、家の外に食べ物を置いていた。
「彼女はクマを家族のように扱い、まるでペットのように餌を与えていました」という証言もある。女性の家のまわりには最大で9頭のクマが集まっていたという。
だが、餌付けにより凶暴化したクマは、ある日突然、女性に襲いかかった。女性の自宅はフェンスに囲まれていたが、クマはフェンスごしに女性を襲い、遺体の一部を食害していた。
6歳の男の子は「ほとんど食べられてしまった」
また、直接餌付けをしていなくても、クマが人間の食べ物を入手し、肉食化するケースがある。
特に、ごみを長期間屋外に放置していたり、不法投棄していた場合、クマがそれを食べて肉食化・凶暴化することがあるという。
アメリカ・アラスカ州の小さな漁村キングコーブでは、街のごみ捨て場を漁っていたクマが凶暴化し、6歳の少年が殺害される事件が発生している。
AP通信によると、事件が発生したのは1992年7月12日。
母親と妹と3人で歩いて帰宅する途中だった6歳の少年が、突然藪の中に引きずりこまれて、クマに食べられた。惨たらしいことに、その遺体はほとんど残っていなかったという。
事件の加害クマは、町のごみ捨て場を漁り、凶暴化したと見られている。
このように「クマの餌付け」は、クマを凶暴化させ、獣害を生む元凶として固く禁止されているのだ。
羅臼の事件の加害クマも、餌付けによって肉食を覚え、凶暴化したのだろうか。
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