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AI独学英語術

ChatGPTだけじゃない! 英語学習にもAIフル活用、目的別の最適ツールは?

2024年1月2日(火)09時10分
井口景子(ジャーナリスト、翻訳者)

リーディング

問題集の読解問題から離れて、興味のある分野の英文を読みながらリーディング力を高めたい? ChatGPTなどの生成AIなら、テーマや文体、難易度などの希望を伝えるとオリジナルの文章を作成してくれる(例:Kポップの世界的な人気と今後の課題について、TOEICの問題風の英文を作成してください。長さは300単語。レベルはCEFR〔外国語の運用能力を同一の基準で示す国際標準〕のB2)。

また、好きなアーティストの記事やお気に入りの小説を教材に転用するのも簡単だ。まず、文字データをChatGPTのテキストボックスに貼り付ける(紙のコンテンツの場合はグーグルレンズなどで写真を撮ってテキストをデジタル化する)。英文の難度が高すぎる場合には易しめの表現に書き換えてもらったり、文法や構文、背景情報について質問したり。その上で穴埋め問題や正誤問題を作ってもらえば、正確に読み取れたかどうかを確認できる。

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