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野菜売り場は「必ず入り口付近」のスーパーマーケット...AI導入で「これから起こる」こと

2026年1月4日(日)08時30分
印南敦史 (作家、書評家)

すでに実現、視察が後を絶たない近未来のスーパー

まさに近未来の光景であり、しかも実現するまでに時間はそうかからない気がする――などと感じていたのだが、とんだ勘違いであった。なぜなら近未来どころか、これは2022年2月の時点で実現していることだったからだ。

業界関係者の視察が後を絶たないという、茨城県つくば市に開店した「BLANDE(ブランデ)研究学園店」。ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)傘下のカスミが運営するこの店では、積極的に次世代の商品や運営システムを取り入れているのである。

レジ待ちのストレスを解消するため、商品を選ぶ際にスマホで商品のバーコードを読み取りながら決済を完了できる「スキャン&ゴー」、そしてセルフレジで自らバーコード読み取りと支払いを行う方法と、決済方法も2通りある。

来店客の滞在時間を延ばすべく、約2000平方メートルの店内にはイートインスペースが4カ所。中2階には、5000円の年会費を払った会員だけが利用できる高級なラウンジも用意されているようだ。


 未来のスーパーマーケットには、現在の課題を解決するための最先端の技術が導入される。AIを活用したパーソナライズドショッピングがそのひとつだ。買い物客がスマホや専用端末を通じてアレルギー情報や好みを登録すると、AIがその情報に基づいて最適な商品を提案する。
 無人レジの進化により、消費者はカートに商品を入れるだけで決済が完了し、レジ待ちの時間がゼロになる時代がやってくる。そして、サステナブルな商品の品揃えが充実し、環境負荷を抑えたエコフレンドリーな買い物も当たり前となるだろう。(202〜203ページより)

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