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野菜売り場は「必ず入り口付近」のスーパーマーケット...AI導入で「これから起こる」こと

2026年1月4日(日)08時30分
印南敦史 (作家、書評家)

レジスタッフの役割はどうなるのか?

繰り返しになるが、重要なポイントは「当たり前となるだろう」というような未来像と「現在」との距離の近さである。それはすぐに「当たり前となりつつある」になり、「いまや当たり前のものとなった」に変わっていく。そこへたどり着くまでの時間は、おそらく非常に短いのだろう。

でも、AIがより浸透していくと、人間の仕事、すなわちレジスタッフの役割はどうなるのだろう?

通常サイズの店舗であれば、レジ業務を担当するチェッカーは10人以上いるのが一般的だ。そのぶんコストがかかるため、レジ業務の合理化はスーパーマーケット経営における課題でもある。働く人の立場で考えると、このあたりの事情はなかなかシビアかもしれない。

とはいえ、見逃すべきでないこともある。セルフサービスのスーパーマーケットにおいて、レジは顧客との大切な接点でもあるという事実だ。スキャン&ゴーのような非接触サービスは今後も増えていくのだろうが、将来的には「生産性向上」と「おもてなしの維持」のバランスを見極めることが重視されていくかもしれない。

また、そもそもスーパーマーケットは「店舗を設け、客に来てもらう」ことが基本となっているが、高齢化の影響もあってこうしたビジネスモデルが曲がり角に来てもいる。そうした変化のひとつが、ネットスーパーの成長だ。

いずれにしてもスーパーマーケットは、今後も時代と歩調を合わせながら、あるいは一歩進んだ立場から、さまざまなニーズに応じていく必要があるのだろう。

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