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カーク暗殺をめぐる陰謀論...MAGA派の「内戦」を煽るのは誰か
アメリカ人は政治的立場が異なる隣人がいても気にしない傾向にある。そのため広範な武力衝突が起きる可能性は低そうだ。イデオロギーに基づく「内戦」は民主党対共和党ではなく、MAGA派(「アメリカを再び偉大に」運動の熱狂的支持者)の内部抗争という形で勃発する可能性が高い。
カーク射殺直後から、MAGA派の有名インフルエンサーたちは互いに争いを始めていた。タッカー・カールソン、キャンディス・オーウェンズ、ニック・フエンテスといった右派の論客はトランプ政権を激しく批判し、タイラー・ロビンソン容疑者逮捕の証拠は捏造だとまで示唆した。少女買春などの罪で起訴され自殺した富豪ジェフリー・エプスタインの非公開文書をめぐるMAGA界隈の対立を想起させる陰謀論だ。
特にフエンテスは支持者と共に1年以上にわたりカークの集会で嫌がらせを繰り返し、イスラエル支持の姿勢を攻撃していた。カークを偽キリスト教徒と罵倒したこともある。容疑者の弾丸にフエンテス支持者が好む曲の名前が刻印されていたことから、フエンテスのカークへの攻撃が銃撃の動機になった可能性もささやかれ始めた。
フエンテスはFBIから「白人至上主義者」に指定され、(イーロン・マスク買収前の)ツイッターから追放された経歴を持つ人物だが、マールアラーゴでトランプと食事をしたこともある。2019年以降、フエンテス支持者は「グロイパー戦争」と呼ぶ攻撃をカークに仕掛け、全米中でターニングポイントの集会を荒らし回った。その結果、フエンテスはターニングポイントの全イベントから排除された。
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