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アメリカは同盟国の「潜在的な敵」となった...イラン戦争が停戦までにもたらしたものとは
イラン戦争にはアメリカ国内からも異論が噴出している Aashish Kiphayet/NurPhoto-REUTERS
<イラン戦争で笑ったのは、アメリカと反目する中国とロシアだったのかも>
[ロンドン発]5週間の戦闘を経て合意されたイラン戦争の停戦について、英紙タイムズ社説(4月8日付)は「湾岸地域に一時的な静寂をもたらしたが、ドナルド・トランプ米大統領が掲げる『勝利』とは裏腹に米国の戦略的優位を揺るがす深刻な帰結を招いた」と懸念する。
米・イスラエル両軍の空爆はイラン海空軍を壊滅させ、最高指導者アリ・ハメネイ師を排除する戦術的成果を上げたが、トランプ氏の戦略目標「体制転換」は達成されていない。イランはホルムズ海峡封鎖で世界経済を揺さぶり、米海軍の制海権が万能ではないことを露呈させた。
勝者は米国ではない。イスラエルはイランの軍事力を低下させ、ロシアはガソリン価格を下げるための制裁緩和で戦費を補充し、中国は安定した大国としての地位を固めた。最大の敗者は北大西洋条約機構(NATO)と同盟国だ。湾岸諸国は投資先としての神話を破壊された。
「米国とイランが宣言した『勝利』は欺瞞に満ちた虚構」
「米国は今や多くの同盟国から尊敬されるよりも恐れられる存在となり潜在的な敵対者へと変貌した。イランという脅威を排除することを目的とした作戦は結果としてホルムズ海峡に対するイランの支配を固めてしまったように見える」とタイムズ紙は指摘する。
左派の英紙ガーディアン社説(4月8日付)は、米国とイランが宣言した「勝利」は欺瞞に満ちた虚構と切り捨てる。2週間の停戦は戦争の終結を意味しない。今回の衝突がもたらしたのは戦争犯罪が常態化する国際秩序の崩壊という惨憺たる結果だと非難する。
トランプ氏は「文明消滅」の威嚇から一転「平和」を口にしたが「実態は戦略的敗北を『勝利』と呼び替える姑息な粉飾に過ぎない」。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相がトランプ氏に約束した「短期決戦」は泥沼化し、米国内の世論をさらにイスラエルから離反させた。
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