米軍、太平洋側で「麻薬船」攻撃 14人殺害＝国防長官

ヘグセス米国防長官は２８日、米軍が太平洋上で「麻薬密売船」と疑われる４隻の船舶に対し３回の攻撃を実行し、密売人とみられる１４人が死亡したと明らかにした。写真は同日、米軍横須賀基地で撮影（２０２５年　ロイター/Kim Kyung-Hoon）

［２８日　ロイター］ - ヘグセス米国防長官は２８日、米軍が太平洋上で麻薬密売船とみられる４隻の船舶に対し３回の攻撃を実行し、密売人とみられる１４人が死亡したと明らかにした。攻撃は２７日に行われ、生存者１人がいるという。Ｘへの投稿で明らかにした。

ヘグセス氏は「この４隻の船舶は米の情報機関が把握しており、これまでに知られている麻薬密売ルートを航行し、麻薬を積んでいた」と述べた。証拠は示さなかったが、約３０秒の動画を投稿。そこには、爆発前に接近する２隻の船が映っているように見えた。動画の別の部分では、船が爆発する様子も確認できる。

生存者の捜索・救助活動はメキシコ当局が引き継いだという。