改良型コロナワクチン、米で重症化防止に効果 退役軍人の調査で

10月8日、米国で昨年行われた改良型の新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター)で、入院や死亡を含む重症化を防ぐ効果が見られたことが分かった。写真はコロナワクチンの予防接種を準備する看護師。ミシガン州ウォーターフォードで2022年4月撮影(2025年 ロイター/Emily Elconin)
[8日 ロイター] - 米国で昨年行われた改良型の新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター)で、入院や死亡を含む重症化を防ぐ効果が見られたことが分かった。退役軍人を対象とする大規模研究の内容が9日に公表された。
医学誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)」に掲載された報告によると、米製薬大手モデルナとファイザーの改良型ワクチンの追加接種を受けた退役軍人は、感染後の合併症により救急外来を受診する割合が未接種者に比べて低かった。
研究チームは新型コロナワクチン追加接種とインフルエンザワクチンの接種を同時に受けた16万4132人と、インフルエンザワクチンのみを接種した13万1839人を追跡調査した。調査対象の大半は45歳以上。
これによると、新型コロナワクチンのブースターとインフルエンザワクチンを両方受けた退役軍人は、インフルエンザワクチンのみを接種した人に比べ、6カ月間で救急外来受診が29%、入院が39%、死亡が64%少なかった。この傾向は年齢や慢性疾患の有無にかかわらず同じだった。
ブースター接種者のほぼ全員が、モデルナ製またはファイザー/ビオンテック製のメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンを接種していた。ケネディ厚生長官はこれらのワクチンについて、安全性や有効性に疑問を呈している。
NEJM編集長のエリック・ルービン医師は「新型コロナによる重症化や死亡の発生率は劇的に低下しており、ワクチンによる追加効果はかつてほど大きくない」と指摘。その上で「中高年層における接種リスクが極めて低いことを踏まえれば、現時点でワクチン接種は依然として有望な選択肢だ」と述べた。
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