ウクライナ、ロシアのミサイル部品工場標的にドローン攻撃 3人死亡

ロシアのトゥーラ州とニジェゴロド州で夜間にウクライナによるドローン(小型無人機)の攻撃があり、少なくとも3人が死亡した。写真はウクライナのゼレンスキー大統領。2024年7月撮影(2025年 ロイター/Hollie Adams)
[11日 ロイター] - ロシアのトゥーラ州とニジェゴロド州で夜間にウクライナによるドローン(小型無人機)の攻撃があり、少なくとも3人が死亡した。ロシア国防省が11日、明らかにした。
ウクライナ治安当局者はロイターに対し、ウクライナがニジェゴロド州のミサイル部品工場を標的にドローン攻撃を行ったと明らかにした。少なくとも4機のドローンで、巡行ミサイルの制御システムなどの部品を製造する工場を攻撃したとしている。
ニジェゴロド州のニキティン知事によると、工業地区を標的としたウクライナ軍の攻撃で少なくとも1人が死亡した。モスクワ州に隣接するトゥーラ州のミリャエフ知事は、ドローン攻撃で少なくとも2人が死亡したとしている
首都モスクワのソビャニン市長によると、10日夜から11日朝にかけて、モスクワ方面に向かっていた7機のドローンが撃墜された。