ウクライナ第2の都市などにドローン攻撃、5人死亡・24人負傷=当局

ロシアのドローン(無人機)がウクライナ第2の都市ハルキウのアパートを攻撃し、火災を引き起こし、2人の子供を含む17人が負傷したと、ハルキウ州のオレフ・シニエフボフ知事が5日早朝明らかにした。写真は6月4日、 ハルキウで撮影(2025年 ロイター/Vitalii Hnidyi)
[ハルキウ 5日 ロイター] - ウクライナのクリメンコ内相は5日、北部チェルニヒウ州のプリルキでロシアのドローン(無人機)攻撃により、地元の消防署長の妻と娘、1歳の孫の3人が死亡したと発表した。
「署長は消防救助隊と共に現場で敵の攻撃による被害の対応に当たっていた」とメッセージアプリ「テレグラム」に投稿し、哀悼の意を表明した。
チェルニーヒウ州のチャウス知事によると、6機のドローンが夜間攻撃で使用され、この家族を含め5人が死亡した。さらに6人が負傷し入院している。
ウクライナ北東部に位置し、ロシア国境から30キロの地点にあるハルキウは、ロシアのドローンやミサイルの頻繁な標的となっている。
クリメンコ氏はハルキウに対する別のドローン攻撃により、子ども4人を含む18人が負傷したことも明らかにした。
ハルキウのテレホフ市長はテレグラムに、空爆で7棟のアパートが被害を受けたと投稿した。2棟は直撃だったという。
ロイターはこれらの情報を独自に確認することができなかった。ロシア側からコメントは出ていない。