マスク氏、国防総省でヘグセス長官と会談 2度目

5月21日、ヘグセス米国防長官(写真右)は国防総省で実業家イーロン・マスク氏(左)と面会した。写真は同日、国防総省で撮影。提供写真(2025年 ロイター/DOD/U.S. Air Force Senior Airman Madelyn Keech)
[ワシントン 21日 ロイター] - ヘグセス米国防長官は21日、国防総省で実業家イーロン・マスク氏と面会した。マスク氏が同省を訪問するのは2度目。
国防総省との契約を多数持つ企業を所有するマスク氏は3月、同省で前例のないトップ会談を許可された。
国防総省のパーネル報道官は声明で、「長官は今朝、イーロン・マスク氏やxAIの他のメンバーと会談した」と述べた。
「国防総省は、われわれの戦闘員が21世紀の脅威に対処できるよう、AI(人工知能)業界の最高経営責任者(CEO)と協力することに注力している」と語った。
マスク氏はコメント要請に現時点で応じていない。
マスク氏の事業であるスターリンクとスペースXはすでに国防総省との契約を多数結んでおり、国防総省の支出効率化を提唱する同氏との利益相反が問題視されている。
ホワイトハウスは以前、マスク氏の事業と連邦政府支出削減における役割の間に利益相反が生じた場合、マスク氏は自ら辞退すると述べている。