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スウェーデン景気後退入り、第3四半期GDPが予想以上に減少 

2023年11月30日(木)11時21分

 スウェーデン統計局が11月29日発表した第3・四半期経済成長率は前期比マイナス0.3%となり、景気後退(リセッション)に入った。写真は同国中銀のロゴ。2016年8月、ストックホルムで撮影(2023年 ロイター/Violette Goarant)

Johan Ahlander

[ストックホルム 29日 ロイター] - スウェーデン統計局が29日発表した第3・四半期経済成長率は前期比マイナス0.3%となり、景気後退(リセッション)に入った。金利上昇が消費支出と投資を直撃した。

統計局は「国内総生産(GDP)が2期連続で減少した」との声明を発表した。2期連続の減少はリセッションの定義として広く適用されている。

第3・四半期GDPは前年同期比では1.4%減少した。

速報値は前期比が1.2%減、前年比がゼロ成長だった。

統計局は、全般的な減少はサービス輸出の好調で一部相殺されたものの、家計支出が5四半期連続で減少したと指摘した。

スウェーデン中央銀行は、1年半の期間に政策金利をゼロ%から4%に急速に引き上げてきたが、23日の会合では金利を据え置いた。

ロイター
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