ニュース速報

ワールド

米政府の支援は不十分、ジカ熱対策でフロリダ州知事が不満

2016年08月25日(木)17時46分

 8月24日、米フロリダ州のスコット知事(写真)は、連邦政府はジカ熱対策について、知事の要望通りに抗体検査キットの提供や研究機関の支援を行っていないと不満を表明した。フロリダで4日撮影(2016年 ロイター/Joe Skipper)

[シカゴ/マイアミ 24日 ロイター] - 米フロリダ州のスコット知事は24日、連邦政府はジカ熱対策について、知事の要望通りに抗体検査キットの提供や研究機関の支援を行っていないと不満を表明した。

同州では、最も人気のある観光地でジカ熱感染が増えており、住民から一段の情報開示を求める声が上がっている。

州保健当局は24日に新たに渡航歴のない人の感染を報告。州内の発症はこれで43例となった。

スコット知事は電話会議で「議会もホワイトハウスも良いパートナーになってくれていない」と述べ、一段の支援を求めた。知事は19日に疾病対策センター(CDC)にも同様の要望を伝えている。

CDCの広報担当者は、CDCは知事の要請に応じていると反論。電子メールで「CDCはフロリダ州のジカ熱拡大対策を支援しており、今後も支援を続ける。これまでに国庫から数百万ドルを拠出し、人員を派遣し、抗体検査キットを送付している。送付は今後も行う」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2016 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

カナダ失業率、8月は7.1%に悪化 米関税で雇用や

ワールド

英副首相が辞任、後任にラミー外相 大幅内閣改造で挽

ワールド

EU、グーグルに34.5億ドル制裁金 「広告で自社

ワールド

FRB、9月大幅利下げ検討も 低調な雇用統計受け=
MAGAZINE
特集:豪ワーホリ残酷物語
特集:豪ワーホリ残酷物語
2025年9月 9日号(9/ 2発売)

円安の日本から「出稼ぎ」に行く時代──オーストラリアで搾取される若者たちの実態は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    眠らないと脳にゴミがたまる...「脳を守る」3つの習慣とは?
  • 2
    「あのホラー映画が現実に...」カヤック中の男性に接近する「超巨大生物」の姿に恐怖と驚きの声「手を仕舞って!」
  • 3
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 4
    「生きられない」と生後数日で手放された2本脚のダ…
  • 5
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...…
  • 6
    「ディズニー映画そのまま...」まさかの動物の友情を…
  • 7
    「よく眠る人が長生き」は本当なのか?...「睡眠障害…
  • 8
    謎のセレブ中国人ヤン・ランランの正体は「天竜人」?
  • 9
    キリストを包んだとされる「聖骸布」はやはり偽物だ…
  • 10
    世論が望まぬ「石破おろし」で盛り上がる自民党...次…
  • 1
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニングをする女性、異変を感じ、背後に「見えたモノ」にSNS震撼
  • 2
    50歳を過ぎても運動を続けるためには?...「動ける体」をつくる4つの食事ポイント
  • 3
    1日「5分」の習慣が「10年」先のあなたを守る――「動ける体」をつくる、エキセントリック運動【note限定公開記事】
  • 4
    【動画あり】9月初旬に複数の小惑星が地球に接近...…
  • 5
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
  • 6
    眠らないと脳にゴミがたまる...「脳を守る」3つの習…
  • 7
    「あのホラー映画が現実に...」カヤック中の男性に接…
  • 8
    「よく眠る人が長生き」は本当なのか?...「睡眠障害…
  • 9
    首を制する者が、筋トレを制す...見た目もパフォーマ…
  • 10
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 3
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ女性が目にした光景が「酷すぎる」とSNS震撼、大論争に
  • 4
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 5
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 6
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 7
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
  • 8
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 9
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
  • 10
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中