ユーロ圏1月消費者物価、前年比+1.7% 24年9月以来の低水準
欧州連合(EU)統計局が4日発表した1月のユーロ圏の消費者物価指数(EU基準=HICP)速報値は前年同月比1.7%上昇し、2024年9月以来の低い伸びとなった。フランス・ニースで2023年3月撮影(2026年 ロイター/Eric Gaillard)
[フランクフルト 4日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が4日発表した1月のユーロ圏の消費者物価指数(EU基準=HICP)速報値は前年同月比1.7%上昇し、2024年9月以来の低い伸びとなった。エネルギー価格の下落が寄与した。エコノミスト予想と一致した。
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアインフレ率は、サービス価格の上昇鈍化を受けて2.2%上昇と、12月の2.3%から小幅低下した。市場予想は横ばいだった。
こうした中、欧州中央銀行(ECB)が直ちに政策を変更する可能性は低い。5日の理事会では金利を据え置き、年内も現状維持が見込まれている。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの欧州経済部門責任者ディエゴ・イスカロ氏は「基調インフレ率が依然として安心できる水準をやや上回っており、ユーロ圏経済は年後半に勢いを取り戻すとの見方もある。最も可能性が高いのはECBが当面、金利を据え置くことだ」と述べた。
レッドバーン・アトランティックのエコノミスト、メリッサ・デービーズ氏は「目標を下回るインフレ率とユーロ高は、ECBが金利据え置きを続けるべきか再考する要因になり得る」との見方を示した。





