アムンディ、第4四半期純資金流入が予想上回る ドルから分散投資
写真はアムンディのロゴ看板。2023年2月、パリの本社で撮影。REUTERS/Sarah Meyssonnier
Mathieu Rosemain
[パリ 3日 ロイター] - 欧州資産運用最大手のアムンディが3日発表した第4・四半期決算は、純資金流入額が市場予想を上回った。
バレリー・ボードソン最高経営責任者(CEO)は、顧客が欧州でドルからの分散投資を目指していると指摘した。
第4・四半期の純資金流入は209億ユーロ(246億ドル)。同社がまとめた市場予想の161億ユーロを上回った。パッシブ運用商品の販売が好調だった。
運用資産残高は前年同期比6.2%増の2兆3800億ユーロ(2兆8000億ドル)。市場予想の2兆3650億ユーロをわずかに上回った。
ボードソンCEOは記者団との会見で、地政学的な不透明感を背景に投資家がスタイル、セクター、地域の面でポートフォリオの分散を進めていると指摘。ドルの大幅な下落が米国資産に関する投資判断に影響を与えており、顧客が当初、分散投資先として金(ゴールド)に目を向けたと指摘した。
「欧州では本物の分散投資、つまりドルや米国資産への感応度を下げることを目的とした一連の投資が見られ始めている」と語った。
一方、アナリストの間では、アムンディが2027年7月に期限を迎えるイタリアの銀行大手ウニクレディトとの販売提携を維持できるかという懸念が浮上しているが、ボードソン氏は「状況に変化はない。(契約は)更新される可能性もあれば、されない可能性もある」と述べた。
25年末時点で、アムンディがウニクレディトとの販売契約に基づいて運用している資産は860億ユーロに上る。
アムンディの第4・四半期の純収入(調整後)は前年同期比8.2%増の8億9900万ユーロと、予想を上回った。25年通期の利益は前年比22%増の15億9000万ユーロだった。
25年の1株配当として4.25ユーロを提案。5億ユーロの自社株買いも発表した。





