11月の米製造業生産は横ばい、自動車関連は減産続く
米ウィスコンシン州ビーバーダムの工場で2018年4月12日撮影。 REUTERS/Timothy Aeppel
[ ワシントン 23 日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が3日発表した11月の製造業生産指数は横ばいとなった。エコノミスト予想も横ばいだった。10月は0.4%減だった。
前年同月比では1.9%増加した。連邦政府の43日間の閉鎖により、データの発表が遅れてい た。
自動車生産は10月の5.1%減に続き、1.0%減少 した。第3・四半期の自動車販売は、9月30日の税額控除期限を前に消費者が電気自動車の購入に殺到したため、急増 していた。
自動車生産を除く製造業は、前月の0.1%減から11月は0.1%小幅増加した。 トランプ米大統領による包括的な関税導入は、輸入材料に依存する工場に重くのしかかる一方で、厳しい海外競争に直面してきた一次金属などの分野を押し上げており、製造業は足踏み状態が続いている。
鉱業生産は1.7%増加した。10月は0.8%減少だった。
鉱工業全体の生産指数は0.2%増加した。10月は0.1%減だった。11月の前年比は2.5%増加だった。





