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オラクル、データセンター出資協議順調と説明 投資会社との交渉頓挫否定

2025年12月18日(木)07時43分

写真はオラクルのロゴとイメージ。2024年2月撮影。REUTERS/Dado Ruvic

Akash Sriram Jaspreet Singh

[17日 ロイター] - 米IT大手オラクルは17日、中西部ミシガン州のデータセンター建設計画を巡る出資協議は予定通りに進んでいると表明した。交渉不調と報じられたブルー・アウル・キャピタルについては、交渉相手に含まれていないと説明した。

オラクル株はこの日、データセンター建設における重要なパートナーのブルー・アウルとの話し合いが行き詰まったとの報道を受け、5.4%下落した。

100億ドルを投じるミシガン州のデータセンター建設は、オラクルがオープンAIなどとともに推進している米国の人工知能(AI)インフラ整備プロジェクト「スターゲート」の一環。10月時点で、来年初めに着工すると表明していた。

事情に詳しい関係者の話では、オラクルが交渉していたブルー・アウルとは条件面で折り合えなかったという。

しかしオラクルの広報担当者は「当社の開発パートナーのリレーテッド・デジタルが競合する候補者の中から最善の資本パートナーを選定し、それはブルー・アウルではなかった」と説明した。それ以上の詳細や、具体的な新パートナーは明らかにしていない。

リレーテッド・デジタルは「われわれは来年第1・四半期中に全面的な建設作業を開始する見通しだ」と述べ、この計画には複数の資本パートナーから「相当な」関心が寄せられたと付け加えた。

一方英紙フィナンシャル・タイムズは、オラクルが新たな出資者とまだ合意に達していないと伝えている。

ロイター
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