オープンAI、IPOを準備 評価額最大1兆ドルも=関係筋
10月29日、 対話型AI(人工知能)「チャットGPT」を手がける米オープンAIは、新規株式公開(IPO)の準備を進めており、企業価値が最大約1兆ドルと評価される可能性があると、関係者3人が明らかにした。写真はオープンAIのロゴ。5月撮影(2025年 ロイター)
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[サンフランシスコ 29日] - 対話型AI(人工知能)「チャットGPT」を手がける米オープンAIは、新規株式公開(IPO)の準備を進めており、企業価値が最大約1兆ドルと評価される可能性があると、関係者3人が明らかにした。
史上最大級のIPOとなり、サム・アルトマン最高経営責任者(CEO)が野心的な計画を実現するために、はるかに大規模な資金にアクセスできるようになる可能性がある。
関係者によると、オープンAIは早ければ2026年後半にも証券規制当局への申請を検討しているという。また、予備的な協議では同社は最低600億ドルの資金調達を検討しており、おそらくそれ以上の規模になるという。
ただ、協議は初期段階で、調達額や時期を含む計画は事業の成長や市場の状況に応じて変更される可能性があると、関係者は注意を促した。
関係者によると、サラ・フライア最高財務責任者(CFO)は27年の上場を目指していると一部の関係者に話しているという。





