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独BMW、25年利益見通し下方修正 米関税・中国市場減速で

2025年10月08日(水)10時14分

 10月7日、 ドイツの自動車大手BMWは、中国での成長鈍化や米国の関税措置を受けて2025年の利益見通しを下方修正したと明らかにした。ミュンヘンの自動車ショー会場で9月撮影(2025年 ロイター/Angelika Warmuth)

[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツの自動車大手BMWは7日、中国での成長鈍化や米国の関税措置を受けて2025年の利益見通しを下方修正したと明らかにした。

同社はグループの税引前利益が前年から小幅に減少すると見通した。従来はほぼ前年並みと予想していた。

自動車事業の使用資本利益率(ROCE)についても従来見通しの9─13%から8─10%に引き下げた。

また、米国およびドイツ当局からの関税の還付金が25年ではなく26年に支払われる見込みとした。これにより、自動車事業のフリーキャッシュフローは25億ユーロ(29億ドル)強と、従来予想(50億ユーロ)の約半分に減少する見通し。

配当性向は株主帰属純利益の30─40%の範囲にとどまるとし、自社株買いの取り組みも継続すると述べた。

ロイター
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