米国株式市場=下落、景気巡る懸念受け 政府閉鎖で不透明感

米国株式市場は主要3指数が下落して取引を終えた。写真はニューヨークで2021年1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)
[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米国株式市場は主要3指数が下落して取引を終えた。政府機関閉鎖で主要経済指標の発表が延期される中、景気や金融政策に関する手掛かりを得ようと二次的なデータや連邦準備理事会(FRB)当局者の発言に関心が集まった。 米ニューヨーク連銀が7日発表した9月の消費者調査から、雇用市場の将来に対する懸念が高まる中、短期的なインフレ期待が悪化していることが分かった。 CFRAリサーチのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストーバル氏は「S&P総合500種は7日続伸していたため、ニューヨーク連銀の調査がおそらく利益確定の口実になった」とした上で、「経済指標の欠如により、政府閉鎖が長引くほど不透明感が強まる」と述べた。 住宅や輸送など景気に敏感なセクターがアンダーパフォームした。 FRBのミラン理事は、金融政策を過度に景気抑制的に維持するリスクを強調し、利下げ継続の必要性を主張した。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 46602.98 -91.99 -0.20 46700.90 46868.49 46448.02
前営業日終値 46694.97
ナスダック総合 22788.36 -153.30 -0.67 22972.37 23006.07 22718.76
前営業日終値 22941.67
S&P総合500種 6714.59 -25.69 -0.38 6746.14 6754.49 6699.96
前営業日終値 6740.28
ダウ輸送株20種 15655.69 -234.67 -1.48
ダウ公共株15種 1141.17 +8.55 +0.75
フィラデルフィア半導体 6634.76 -139.30 -2.06
VIX指数 17.24 +0.87 +5.31
S&P一般消費財 1894.87 -27.45 -1.43
S&P素材 569.57 -1.64 -0.29
S&P工業 1305.57 -7.45 -0.57
S&P主要消費財 866.30 +7.38 +0.86
S&P金融 894.59 +1.24 +0.14
S&P不動産 260.82 -0.77 -0.29
S&Pエネルギー 684.60 +0.98 +0.14
S&Pヘルスケア 1681.65 +1.29 +0.08
S&P通信サービス 418.18 -3.06 -0.73
S&P情報技術 5663.79 -29.62 -0.52
S&P公益事業 457.82 +1.92 +0.42
NYSE出来高 12.77億株
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 48090 + 150 大阪比
シカゴ日経先物12月限 円建て 48010 + 70 大阪比