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GM、中国CATLから暫定的にEV用電池を輸入へ

2025年08月08日(金)09時55分

 8月7日、 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM) は、は、中国の大手車載電池メーカー、寧徳時代新能源科技(CATL)  から電気自動車(EV)用の電池を輸入する計画だ。写真はデトロイトのGM本社で2021年3月撮影(2025年 ロイター/Rebecca Cook)

Nora Eckert

[7日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM) は、は、中国の大手車載電池メーカー、寧徳時代新能源科技(CATL)  から電気自動車(EV)用の電池を輸入する計画だ。事情に詳しい関係者が7日、ロイターに明らかにした。

この取り決めは、GMが自社で低コストのリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電地の製造に取り組む中、今後数年の暫定的な対応策になるという。

GMは声明で「この数年、他の米自動車メーカーは、LFP電池の調達とライセンス供与で外国のサプライヤーに依存してきた。競争力を維持するため、GMは最も手頃な価格のEVに搭載する電池パックを一時的に国外のサプライヤーから調達する」と説明した。GMは次期「シボレー・ボルト」にLFP技術を用いるとしていた。

GMはまた、国内で生産した電池を搭載したEV12車種を米国で販売しており、2027年にLFP電池の国内生産を開始する予定だと付け加えた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は先に、GMがLFP電池を輸入する計画について報じていた。

ロイター
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