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米EVリビアン、通期見通し下方修正 政策変更や貿易摩擦で

2025年08月06日(水)10時47分

米電気自動車(EV)メーカー、リビアン・オートモーティブは5日、通期の業績について厳しい見通しを示した。写真は2024年6月、イリノイ州ノーマルで撮影(2025年 ロイター/Joel Angel Juarez)

Akash Sriram Abhirup Roy Zaheer Kachwala

[5日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカー、リビアン・オートモーティブは5日、通期の業績について厳しい見通しを示した。政策転換と貿易摩擦から打撃を受けている。同日発表した四半期決算もさえなかった。

リビアンは第2・四半期にレアアース(希土類)の供給途絶によりコストが上昇したと指摘。規制クレジットの販売収入が枯渇することから、通期の実質的な調整後損失の見通しを拡大方向に修正した。

リビアンは、規制クレジットの価値が当初の推定額3億ドルの約半分になる見通しだとし、下半期にはこうした販売からの収入を見込めないと述べた。

通期の損失見通しは20億─22億5000万ドル。従来予想は17億─19億ドルだった。

通期の粗利益はほぼ収支トントンとなると予想している。これまでは小幅な利益を見込んでいた。

第3四半期には需要の前倒しにより、消費者向けおよび商用セグメント全体で記録的な納車を見込んでいるという。

ロイター
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