コマツ、25年4ー6月期は10.6%営業減益 米関税コスト300億円縮小見込む

7月29日、コマツが発表した2025年4─6月期の連結営業利益(米国会計基準)は前年同期比10.6%減の1403億円だった。写真はコマツの鉱山トラック。チリ・サンティアゴで2017年5月撮影(2025年 ロイター/Ivan Alvarado)
Kentaro Okasaka
[東京 29日 ロイター] - コマツが29日に発表した2025年4─6月期の連結営業利益(米国会計基準)は前年同期比10.6%減の1403億円だった。
IBESがまとめたアナリスト6人の営業利益予想の平均値1471億円を下回った。建設機械・車両部門は販売価格の改善に努めたものの、円高の影響や販売量の減少で売上高が前年を下回った。
26年3月期通期の連結営業利益予想は前年比27.3%減の4780億円で据え置いた。
米関税の影響については、4月時点の見通しより支払いベースで300億円、損益影響で35億円のコスト減になると見積もった。支払いベース分の内訳は、鉄鋼・アルミ関連で135億円のコスト増とした一方、米中関税と相互関税などで435億円のコスト減を見込んでいる。
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