米ウェイモ、来年テキサス州ダラスで自動運転タクシー事業開始

7月28日、米グーグル親会社アルファベット 傘下で自動運転事業を行うウェイモは2026年に米南部テキサス州ダラスで自動運転タクシー事業を開始すると発表した。写真はカリフォルニア州サンタモニカのウェイモ充電施設で5月撮影(2025年 ロイター/Daniel Cole)
[28日 ロイター] - 米グーグル親会社アルファベット 傘下で自動運転事業を行うウェイモは28日、2026年に米南部テキサス州ダラスで自動運転タクシー事業を開始すると発表した。
ウェイモは最近、配車サービスや車両運営事業者との提携を通じて新規都市での事業展開を加速させている。
ウェイモのブログによると、ダラスではレンタカー大手エイビス・バジェット・グループとの複数年の提携を通じてサービスを展開し、エイビスが保守など車両運営を担う。
ウェイモは現在、西部アリゾナ州フェニックス、カリフォルニア州サンフランシスコ、ロサンゼルス、テキサス州オースティンなどの都市で、車両約1500台を運用して毎週25万件以上の有料乗車サービスを提供している。
オースティンでは今年、配車大手ウーバー・テクノロジーズのプラットフォーム限定でサービスを開始した。この数カ月後、米電気自動車(EV)大手テスラは同都市でSUV(スポーツタイプ多目的車)「モデルY」十数台ほどを運用して、助手席に安全監視員を乗車させた形で限定的な試験運行を開始した。