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ゲームストップ続伸、ミーム株熱再燃 空売り筋評価損24億ドル

2024年05月15日(水)09時39分

5月14日の米国株式市場で、ゲーム販売の米ゲームストップと映画館チェーンのAMCは大幅続伸した。写真はニューヨークで2021年12月撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)

Medha Singh

[14日 ロイター] - 14日の米国株式市場で、ゲーム販売の米ゲームストップと映画館チェーンのAMCは大幅続伸した。2021年の「ミーム株」人気の火付け役とされるキース・ギル氏が約3年ぶりにXへの投稿を再開したことから、個人マネーが再び殺到している。

ゲームストップとAMCの株価は取引時間中に2倍超に上昇した。

ゲームストップは2021年6月以来の高値を付け、終値は60%高の48.75ドル。AMCは21年1月以来の大幅上昇を記録し、約32%高の6.85ドルで取引を終えた。

株価急騰は21年半ば以降で初めてとなったギル氏の投稿がきっかけ。ユーチューブ上で「ローリング・キティ」のニックネームを持つギル氏は12日、椅子に座っている男性が前方へ身を乗り出す様子が描かれたイラストをXにポストした。

投稿に企業名はなかったが、JPモルガンの直近データによると、ゲームストップとAMCは13日と14日、個人投資家によって最も取引された銘柄だった。

ゲームストップの株価は10日終値から3倍近くに値上がりし、時価総額は約180億ドルに膨らんだ。

分析会社オルテックス・テクノロジーズによると、ゲームストップ株の空売り筋の14日損失は16億ドルとなり、13日からの評価損は合計24億ドルに達した。

ロイター
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