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ECBの緩和政策はなお適切、副作用限定的=クーレ専務理事
2016年11月09日(水)07時54分

11月8日、欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、仏紙レゼコーに寄稿し、非常に緩和的なECBの政策スタンスについて、引き続き適切との見解を示し、マイナスの副作用は依然として限定的だと指摘した。ブダペストで2月撮影(2016年 ロイター/Laszlo Balogh)
[フランクフルト 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、仏紙レゼコーに寄稿し、非常に緩和的なECBの政策スタンスについて、引き続き適切との見解を示し、マイナスの副作用は依然として限定的だと指摘した。
専務理事は「低金利は銀行の収益性を圧迫しているが、われわれの金融政策は銀行融資の規模拡大と質向上を十分促しており、銀行への全般的な影響は当面プラスだ」と語った。
また、ECBは国際情勢が不透明な中、ユーロ圏の回復を引き続き支援していくとした上で、「金融環境は必ずしも良好とは限らない」とし、各国政府に大幅な政策改革を促した。
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