アメリカとイランの交渉までもう少し...それぞれの「譲れない一線」とは?
Iran’s and Donald Trump’s Red Lines as Two-Week Ceasefire Begins
アメリカの譲れないもの
一方、アメリカは15項目の提案を提示しているが、イラン案とどれほど一致しているのかは不明だ。
トランプは4月8日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、報道の言う「合意やリスト、書簡」の一部は公式見解ではないと述べ、「アメリカにとって受け入れ可能な重要なポイントは一つのグループだけであり、交渉では非公開で議論される」と投稿した。
イランのウラン濃縮継続案は、トランプの「ウラン濃縮は認めない」とする発言とぶつかる。
また、トランプは2025年6月の爆撃で生じた地下の核関連物質をアメリカがイランと協力して除去すると述べた。
ピート・ヘグセス米国防長官は「イランの核兵器は認めない。絶対にだ」とイランの核武装に強く反対する姿勢を鮮明にした。
ホワイトハウス報道官のキャロライン・リービットも「大統領のレッドライン、すなわちイラン国内での濃縮の終了は変わっていない」と述べた上で、「イランの要求リスト」に同意していないとした。「大統領はアメリカの国益にかなう合意のみを結ぶ」
また、アメリカはホルムズ海峡の開放維持を重視しており、トランプは海峡の開放維持を強く主張している。J・D・バンス副大統領も「停戦はあくまで交渉のためのものであり、その条件として海峡の再開を求めている。それが実現しなければ、アメリカも合意を順守しない」と述べた。
ナデルは、「中国の台頭抑制、インフレ管理、中間選挙の勝利といったワシントンの戦略的課題は、遠心分離機ゼロではなく、1バレル80ドルの石油に直結している」と指摘し、イランが10項目案にホルムズ海峡の問題を組み込んだのは、「アメリカが手放せない唯一のカードが海峡であると理解しているためである」と述べた。
また、バタンカによれば、アメリカはイランが求める湾岸地域の米軍基地撤退にも応じない見通しだ。
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