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電車にひかれた保護犬...「ひいた運転士」に引き取られて、今は幸せに暮らすまで

Tears As Runaway Rescue Dog Hit by Train Recovers—and Is Adopted by Driver

2025年4月11日(金)21時00分
マリア・アズーラ・ヴォルペ

フィオナはすぐに動物救急病院へ運ばれ、列車のホースが頭部に当たったことによる重度の脳損傷と診断された。

「頭蓋骨に骨折、脳の腫れ、予後は不明でした。でもフィオナはあきらめませんでした。1週間の入院と、AHS(シェルター)スタッフの献身的な看護を受けながら、ゆっくりと回復していきました」

一方で、あの日運転席から彼女を見つめたジェフは、その後もフィオナを忘れることはなかった。そして彼はこう申し出た。

「もしフィオナが助かるなら、僕が引き取りたい」

奇跡的に回復したフィオナを、ジェフとその妻リサは約束通り迎えに来て、新たな家族として迎え入れた。

「運命が、彼女を救い、うちに来させてくれたと感じています。7月には、ノースカロライナのトップセイル・アイランドの浜辺を一緒に歩くのが楽しみです。リサと僕は、彼女に安定した愛情ある家を与えられてうれしいです」とジェフは語る。

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