最新記事
呼吸器

中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流行の懸念

HMPV: China's New Virus Outbreak Explained

2025年1月6日(月)16時02分
ビラル・ラーマン

ヒトメタニューモウイルス(HMPV)は、あらゆる年齢の人にインフルエンザのような病気を引き起こす可能性のあるウイルスだが、幼児や高齢者、免疫力が低下している人の場合は、感染リスクがより高くなる。

このウイルスは2001年に発見されたばかりで、インフルエンザに似た呼吸器合胞体ウイルス(RSV)と同じ仲間に属している。

インフルエンザのような症状のある人に特定のウイルスの検査が広く行われるようになった結果、呼吸器疾患の重要な原因としてのHMPVに対する認識が高まっている。

他の類似ウイルスと同様、HMPVは通常、咳やくしゃみによる飛沫、抱擁やキスなどの身体の接触、ウイルスに汚染された物やその表面に触れた後に口や鼻、目に触れることによって人から人へと感染が拡大する

アメリカでは、HMPVはインフルエンザや同様の病気と同じように季節的に流行し、冬の終わりから春にかけて最も活発になる。

疾病対策センター(CDC)は、ウイルスから身を守る方法として、石鹸と水で頻繁に手を洗うこと、洗っていない手で顔を触らないこと、病人との密接な接触を避けることを推奨している。

症状のある人は、咳やくしゃみをするときは口を覆い、石鹸と水で頻繁に手を洗うこと、またコップやカトラリーを他人と共有しないようにし、自宅で療養することが勧められる。

資産運用
「高市トレード」に「トランプ関税」......相場が荒れる今こそ投資家が目を向ける「世界通貨」とは
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

北朝鮮の朝鮮労働党大会が開幕、金総書記「経済は不況

ビジネス

再送-インタビュー:USスチール、来期は収益貢献 

ビジネス

再送-インタビュー:1%への利上げ、無担保コール急

ビジネス

米国株式市場=反落、PE関連株に売り ウォルマート
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    中道「大敗北」、最大の原因は「高市ブーム」ではなかった...繰り返される、米民主党と同じ過ち
  • 3
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 4
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 5
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 6
    ウクライナ戦争が180度変えた「軍事戦略」の在り方..…
  • 7
    カンボジア詐欺工場に「人身売買」されたアフリカ人…
  • 8
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 9
    ディープフェイクを超えた「AI汚染」の脅威──中国発…
  • 10
    中国政府に転んだ「反逆のアーティスト」艾未未の正体
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 3
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」でソフトウェア株総崩れの中、投資マネーの新潮流は?
  • 4
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 5
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 6
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 7
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 8
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中