最新記事

2020米大統領選

混乱の米大統領選討論会、秩序維持へ対応策 運営側の討論会委員会が確約

2020年10月1日(木)12時54分

米大統領選の第1回テレビ討論会で両候補が激論を交わす中で論戦が度々中断されたことを受け、討論会を企画する米大統領候補討論会委員会(CPD)は30日、今後は秩序立った討論が行えるよう措置を講じると表明した。 REUTERS/Mike Blake

米大統領選の第1回テレビ討論会で、両候補が激論を交わす中で論戦が度々中断されたことを受け、討論会を企画する米大統領候補討論会委員会(CPD)は30日、今後の討論会では秩序立った討論が行えるよう措置を講じると表明した。

第1回目の討論会は29日夜に実施。共和党候補のトランプ大統領がヤジを入れる場面が目立ち、民主党候補のバイデン前副大統領も怒りをあらわに返答するなど、約90分間にわたった討論は混迷した。

CPDは声明で「昨晩の討論会で、秩序立った討論を可能にするための追加措置が必要であることが明らかになった」とし、「変更について慎重に検討し、近く発表する」とした。

一方、トランプ氏の選挙陣営は、討論会の規則や条件の途中変更に対する不満を示した。また、トランプ氏は、討論会の混乱収拾に多くの時間を費やした司会のFOXニュースのクリス・ウォレス氏を批判した。

バイデン氏は第1回目の討論会について「国家的な恥さらしだった」とし、今後の討論会では発言していない方の候補者のマイクを切るなどの改善策を望むと発言。トランプ氏は、ウォレス氏を批判し、討論はウォレス氏を含めた「2対1」で行われたとツイッターに投稿した。

CPDはウォレス氏の「プロ意識と手腕」に感謝するとし、秩序立った討論を可能にするための追加措置を確約した。

29日討論会の暫定ベースの視聴者数は2870万人で、2016年の討論会の視聴者数(約4500万人)を下回る見通し。

10月7日には副大統領候補による討論会が控えており、その後10月中にあと2回の大統領候補による討論会が実施される。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


ニューズウィーク日本版 トランプの大誤算
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年4月14号(4月7日発売)は「トランプの大誤算」特集。国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:イラン戦争でインフレ再燃、トランプ政権に

ビジネス

NY外為市場=ドル下落、中東停戦維持期待で安全資産

ワールド

イラン交渉団がパキスタン到着、レバノン停戦要求 米

ビジネス

米国株式市場=まちまち、中東交渉控え様子見 ハイテ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国防軍は崩壊寸前」
  • 4
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 5
    目のやり場に困る...元アイスホッケー女性選手の「密…
  • 6
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 7
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 8
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 9
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 10
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 7
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 8
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 9
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 10
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中