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安倍晋三の真価とは......日本は「あまり愛されなかったリーダー」を懐かしく思い出すかもしれない

2020年9月3日(木)17時00分
ウィリアム・スポサト

第2次大戦後の占領下にアメリカ人の手で草案が起草された現行憲法は、これまで一度も改正されていない。この事実は長年、「普通の国」への回帰を目指す自民党内の保守派をいら立たせてきた。

安倍の辞任表明で、今後の注目は後継者選びに移る。候補者はいずれも自民党内の有力者だが、日本の首相はさしたる印象も残さないまま短期間で次々に入れ替わる「回転ドア」の時代に逆戻りする可能性も十分にある。

そうなったとき、日本は懐かしく思い出すかもしれない。世界が機能不全に陥った時代に日本を合理性のモデルとして世界に示すことに成功した、あまり愛されなかったリーダーのことを。

From Foreign Policy Magazine

<本誌2020年9月8日号掲載>

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2020年9月8日号(9月1日発売)は「イアン・ブレマーが説く アフターコロナの世界」特集。主導国なき「Gゼロ」の世界を予見した国際政治学者が読み解く、米中・経済・テクノロジー・日本の行方。PLUS 安倍晋三の遺産――世界は長期政権をこう評価する。

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