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中国駐在の米外交官に広がる原因不明の脳損傷 被害者さらに増える

2018年6月7日(木)13時09分

6月6日、米国務省のナウアート報道官は、中国広東省広州市に駐在する複数の米外交官が脳損傷のような原因不明の病気を発症した疑いがあるため、帰国させたと明らかにした。写真は国務省の建物。ワシントンで2009年6月撮影(2018年 ロイター/Jim Young)

米国務省のナウアート報道官は6日、中国広東省広州市に駐在する複数の米外交官が脳損傷のような原因不明の病気を発症した疑いがあるため、帰国させたと明らかにした。在キューバ外交官が訴えた症状に類似しているという。

ナウアート報道官によると、広州市にある米総領事館の職員1人に病気の症状が確認されたことを受けて、国務省は総領事館の職員やその家族を検査するチームを派遣した。

「さらに詳しい診断と職員が訴えている症状や検査結果を総合的に判断するため、複数名を帰国させた」と説明した。原因を突き止め、政府職員が体調不良を訴えたこれまでの事案と関係があるかどうかを明らかにするため、医療専門家が調査するとした。

米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は6日、キューバと中国に駐在する米外交官に、音に関連した原因不明の病気が相次いでいる問題で、国務省が中国で異常な音を聞いてから体調を壊した外交官をさらに少なくとも2人退避させたと報じた。

国務省がこれまでに明らかにしているところによると、キューバで昨年、24人の米政府職員とその家族が、不可解な病気の症状を訴えた。症状や臨床所見は脳振とうおよび軽度外傷性脳損傷に関連したものと似ているという。

ポンペオ国務長官は5日に出した声明で、「原因不明の健康被害に複数の政府機関が協力して対応するため」作業部会を前月設置したと発表した。

[ワシントン 6日 ロイター]


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