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中南米

2017年に輪を掛けた混乱がベネズエラを待つ

2018年1月26日(金)15時15分
ホセ・R・カルデナス

マドゥロ政権は中南米諸国からも支持を得にくくなっている。中南米では強権政治から、現実的で市場重視の政策への転換が進んでいる。15年にアルゼンチンでマクリ政権が誕生し、16年にペルーでクチンスキ大統領が就任。チリでは17年末、ピニェラ大統領が返り咲いた(前回は10~14年に政権を率いた)。

チャビスモのような過激なイデオロギーは見向きもされない。18年はブラジル、コロンビア、コスタリカ、メキシコ、パラグアイで大統領選が予定され、政治の変動はさらに進みそうだ。

ベネズエラに対する経済制裁と、外交的孤立を深める政策は続くだろう。しかしチャビスモも逆風の中で生き残ってきたし、反対派の国外追放などの政策が取られれば、政権が倒れるとは安易に予想できない。

それでも18年は、明らかに政府が劣勢だ。国庫が底を突いたのか、政府はダイヤや金で輸入代金を決済するとまで言いだした。粘り強いチャビスモも、ついに息絶えるかもしれない。

From Foreign Policy Magazine

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[2018年1月30日号掲載]

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