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米政府、UAEエティハド航空へのノートPC持ち込み禁止を解除

2017年7月3日(月)18時13分

7月2日、米政府は、アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空に対する米国便へのラップトップ機内持ち込み禁止措置について、警戒強化基準を満たしたとして解除した。写真はJFK国際空港で3月撮影(2017年 ロイター/Lucas Jackson)

米政府は2日、アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空に対する米国便へのラップトップ機内持ち込み禁止措置について、警戒強化基準を満たしたとして解除した。

アブダビと米国間の唯一の直行便を運航しているエティハド航空は決定を歓迎、アブダビ国際空港で事前に米国への入国審査を行う施設での高度のセキュリティー対策により解除が可能になったとした。

米国は3月、電子機器に爆弾を仕込んで機内に持ち込まれる可能性があるとして、エジプト、モロッコ、ヨルダン、UAE、サウジアラビア、クウェート、カタール、トルコ国内の10空港からの米国便について、ラップトップの機内持ち込みを禁止した。先週になり、対象国の拡大による弊害を避けるため、保安基準を発表した。

エティハド航空は、アブダビー米国便を週45便運航している。

[ワシントン 2日 ロイター]


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