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日銀、物価2%達成「19年度頃」に先送り 金融政策は現状維持

2017年7月20日(木)19時00分

東京株式市場では、日銀の金融政策が現状維持となったことが投資家に安心感をもたらし、後場に一段高となった。TOPIXは年初来高値を更新。東証1部の時価総額は1年11カ月ぶりに600兆円を超えた。

会見を受けて金融市場では「現状の政策を永遠に続けていけないことは誰しも分かっている。急激な外的ショックがあったりした場合、追加策をどの程度とれるのか、日銀の回答は全くない状態だ」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券シニア投資ストラテジストの鮎貝正弘氏)との声が聞かれた。

(伊藤純夫、竹本能文、中川泉)

[ロイター]


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