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ロシア疑惑のFBI捜査、コミー長官が解任前に予算追加を要請

2017年5月11日(木)07時09分

5月10日、コミー米連邦捜査局長官(写真)がトランプ大統領から解任される以前に、ロシアの米大統領選関与疑惑を巡る捜査の拡大を要請していたことが、議会関係者の話から分かった。2016年4月撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria)

コミー米連邦捜査局(FBI)長官がトランプ大統領から解任される以前に、ロシアの米大統領選関与疑惑を巡る捜査の拡大を要請していたことが、議会関係者の話から分かった。

コミー氏は数日前、ロシア関連の捜査で一段の資金提供を司法省に要請したと議員に伝えていたという。上院の情報委員会がFBIに対し、ロシア疑惑の捜査を急ぐよう求めたことを受けて、コミー氏は司法省への要請を明らかにしたもようだ。

上院司法委員会のメンバーで、民主党の有力議員ダイアン・ファインスタイン氏は、記者団に対し、コミー氏が捜査に関して一段の資源を求めていたと理解していると語った。3月15日にコミー氏と会った際、コミー氏は「大規模な対諜報・刑事捜査」が行われていると話していたという。

コミー氏が先週、ローゼンスタイン司法副長官に、捜査に絡み資源を大きく拡大するよう要請したとの報道について、司法省の報道官は電子メールで「全くの誤り」と回答した。

トランプ政権は、コミー氏の解任がロシア疑惑を巡る捜査に関連しているとの見方を否定している。

[ワシントン 10日 ロイター]


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