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日米安保

米国防長官は中国非難するも軍事行動は排除 日本に防衛負担増を示唆

2017年2月6日(月)07時05分

会見で稲田氏は、駐留費は十分に負担しているとの認識を示す一方、「厳しい安全保障環境を踏まえ、防衛力は質・量ともに強化し、自らが果たし得る役割を拡大する」と語った。東南アジア諸国の軍事力強化を支援するなど、自衛隊が南シナ海で関与を強めていく方針も改めて表明した。

稲田氏はマティス氏に対し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮をにらんで韓国との関係を強化する考えも伝えた。「韓国は日本にとって重要な隣国。日本と米国と韓国、3カ国の防衛協力のさらなる深化につなげたい」と述べた。

(久保信博 編集:伊賀大記)

[東京 4日 ロイター]


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