最新記事

2016米大統領選

トランプの選対本部長、クリントンに「後れを取っている」

2016年10月24日(月)10時14分

 10月23日、米大統領選の共和党候補トランプ氏陣営の選対本部長ケリーアン・コンウェイ氏はトランプ氏は民主党のヒラリー・クリントン候補に「後れを取っている」と認めた。21日にニューヨークで行われたチャリティーイベントに出席した両候補(2016年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン/ローリー(米ノースカロライナ州) 23日 ロイター] - 米大統領選で共和党候補ドナルド・トランプ氏の陣営の選対本部長を務めるケリーアン・コンウェイ氏は23日、NBCの番組で、トランプ氏は民主党のヒラリー・クリントン候補に「後れを取っている」と認めた。

クリントン陣営は主要な激戦州で期日前投票を呼び掛ける戦略を展開している。

コンウェイ氏はクリントン陣営について、テレビ広告に大金をつぎ込める資金源を持つなど、「とてつもなく優位にある」と発言。トランプ陣営は「後れを取っている」と認めた上で、クリントン氏への支持を固めていない有権者に働き掛けていると語った。

世論調査でクリントン氏がトランプ氏に対する支持率でのリードを広げる中、トランプ氏は大統領選で不正が行われているとの主張を繰り返し、19日のテレビ討論会では選挙結果を受け入れるか明言しなかった。トランプ氏はその後、自分が勝利する場合は、選挙結果を受け入れると表明した。

トランプ氏の息子のエリック・トランプ氏は23日、ABCの番組で、「選挙結果が公正であれば、父親はそれを絶対に受け入れるだろう」と語った。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:トランプ氏なら強制送還急拡大か、AI技術

ビジネス

アングル:ノンアル市場で「金メダル」、コロナビール

ビジネス

為替に関する既存のコミットメントを再確認=G20で

ビジネス

米国株式市場=上昇、大型ハイテク株に買い戻し 利下
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプ暗殺未遂
特集:トランプ暗殺未遂
2024年7月30日号(7/23発売)

前アメリカ大統領をかすめた銃弾が11月の大統領選挙と次の世界秩序に与えた衝撃

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「習慣化の鬼」の朝日新聞記者が独学を続けられる理由【勉強法】
  • 2
    BTS・BLACKPINK不在でK-POPは冬の時代へ? アルバム販売が失速、株価半落の大手事務所も
  • 3
    【夏休み】お金を使わないのに、時間をつぶせる! 子どもの楽しい遊びアイデア5選
  • 4
    キャサリン妃の「目が泳ぐ」...ジル・バイデン大統領…
  • 5
    地球上の点で発生したCO2が、束になり成長して気象に…
  • 6
    カマラ・ハリスがトランプにとって手ごわい敵である5…
  • 7
    トランプ再選で円高は進むか?
  • 8
    拡散中のハリス副大統領「ぎこちないスピーチ映像」…
  • 9
    中国の「オーバーツーリズム」は桁違い...「万里の長…
  • 10
    「轟く爆音」と立ち上る黒煙...ロシア大規模製油所に…
  • 1
    正式指名されたトランプでも...カメラが捉えた妻メラニアにキス「避けられる」瞬間 直前には手を取り合う姿も
  • 2
    すぐ消えると思ってた...「遊び」で子供にタトゥーを入れてしまった母親の後悔 「息子は毎晩お風呂で...」
  • 3
    月に置き去りにされた数千匹の最強生物「クマムシ」、今も生きている可能性
  • 4
    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…
  • 5
    「習慣化の鬼」の朝日新聞記者が独学を続けられる理…
  • 6
    【夏休み】お金を使わないのに、時間をつぶせる! 子…
  • 7
    ブータン国王一家のモンゴル休暇が「私服姿で珍しい…
  • 8
    「失った戦車は3000台超」ロシアの戦車枯渇、旧ソ連…
  • 9
    「宇宙で最もひどい場所」はここ
  • 10
    ウクライナ南部ヘルソン、「ロシア軍陣地」を襲った…
  • 1
    中国を捨てる富裕層が世界一で過去最多、3位はインド、意外な2位は?
  • 2
    ウクライナ南部ヘルソン、「ロシア軍陣地」を襲った猛烈な「森林火災」の炎...逃げ惑う兵士たちの映像
  • 3
    ウクライナ水上ドローン、ロシア国内の「黒海艦隊」基地に突撃...猛烈な「迎撃」受ける緊迫「海戦」映像
  • 4
    ブータン国王一家のモンゴル休暇が「私服姿で珍しい…
  • 5
    正式指名されたトランプでも...カメラが捉えた妻メラ…
  • 6
    韓国が「佐渡の金山」の世界遺産登録に騒がない訳
  • 7
    すぐ消えると思ってた...「遊び」で子供にタトゥーを…
  • 8
    月に置き去りにされた数千匹の最強生物「クマムシ」…
  • 9
    メーガン妃が「王妃」として描かれる...波紋を呼ぶ「…
  • 10
    「どちらが王妃?」...カミラ王妃の妹が「そっくり過…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中