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キルギスの中国大使館に自動車が突入し爆発、自爆テロか

2016年8月30日(火)18時39分

8月30日、キルギスの首都ビシケクの中国大使館で30日、自動車が門を破って突入しようとして爆発。写真は爆発後に集まる捜査員ら。ビシュケクで撮影(2016年 ロイター/Vladimir Pirogov)

 キルギスの首都ビシケクの中国大使館で30日、自動車が門を破って突入しようとして爆発。自動車を運転していた男が死亡したほか3人が負傷した。自爆攻撃とみられている。

 内務省報道官は、自動車が中国大使館の敷地内で爆発したとし、ラザコフ副首相が爆発を「テロ行為」と述べたとしている。

 事件は0400GMT(日本時間午後1時)ごろ発生した。警察と国家治安当局が調査している。

 イスラム教徒が大半のキルギスでは、過激派組織「イスラム国(IS)」との関連が疑われる武装メンバーが当局によって頻繁に拘束されている。

 また、キルギスを含む一帯では、ウイグル族で構成する反中国武装集団も活発に活動している。2014年には中国・キルギス国境を不法越境した武装集団のメンバーとみられる11人をキルギス国境警備隊が殺害している。

[ビシケク 30日 ロイター]


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Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

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