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仏地方選、極右政党の当選阻止のため与党が第2回投票進出を断念 

進撃する極右国民戦線を押さえ込むため、与党社会党は自ら選挙戦から外れる賭けに──

2015年12月8日(火)11時04分

12月7日、フランス与党社会党の幹部は、東部の選挙区でも地域圏議会選挙の第2回投票に進出することを断念すると明らかにした。写真は極右の国民戦線のルペン党首。エナンボーモンで撮影(2015年 ロイター/PASCAL ROSSIGNOL)

 フランス与党社会党は7日、地域圏議会選挙の第1回投票で得票率が3位となった3選挙区で、第2回投票に進出することを断念すると明らかにした。選挙戦から外れることで、サルコジ前大統領が率いる共和党が、今回躍進した極右の国民戦線(FN)に確実に勝利できるようにする。

 6日に行われた1回目の投票では、マリーヌ・ルペン氏が率いるFNが仏全土で高い得票率を獲得した。これを受けて社会党は3位に終わった北部と南東部、および東部の3選挙区で13日の第2回投票には進出しない方針を示した。

 これら3選挙区ではいずれもサルコジ前大統領が率いる共和党とFNの一騎打ちとなる。社会党は、同党支持者に、共和党を支持するよう呼びかけている。

 社会党幹部のブルーノ・ルルー議員は「われわれの候補者が引かなければFNが勝利するリスクが大きくなり過ぎる」と指摘した。

 パリ同時攻撃への不安や過去最高の失業率、移民問題への不満を追い風にFNは支持を拡大。FNは27.73%の票を確保した。

 共和党連合の得票率は26.65%、社会党は23.12%だった。

 7日の出口調査によると、FNに投票した人のうち約16%は、他の党への投票を決めていたが、同時多発攻撃後にFNへの投票に変更した。

 

[パリ 7日 ロイター]


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