最新記事

回顧

マンガと写真で振り返る2010年の世界

年末恒例の人気特集。今年を振り返り記録に残すためのパワフルな写真と秀逸な風刺マンガを一挙掲載。

2010年12月15日(水)17時00分

災害の1年 豪雨で史上最悪の洪水に襲われたパキスタンの避難民(8月、パンジャブ州) Daniel Berehulak/Getty Images

 1月初めにドバイで世界一の超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」が落成した1週間後、1万3000キロ離れたハイチで23万人以上の犠牲者を出す大地震が発生。まさに2010年は「構築」と「崩壊」で幕を開けた。

 今年も自然が猛威を振るった。中国西部の青海省を襲った地震では2000人以上が、パキスタンの大洪水では1400人以上が死亡。アイスランドの火山噴火は航空機の運航を妨げ、メキシコ湾沖で起きた原油流出事故では3カ月近く油の流出が続いた。

 一方、各国で今後のキーパーソンになりそうな人物が姿を現した年でもあった。中国では、習近平(シー・チンピン)国家副主席のが次期国家主席としての地位を固めた。経済成長が著しいブラジルではジルマ・ルセフが次期大統領に当選。北朝鮮では金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者として金正恩(キム・ジョンウン)が表舞台に初めて登場。アメリカではサラ・ペイリン前アラスカ州知事が中間選挙でティーパーティー旋風を起こし、ビルマ(ミャンマー)の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーは7年半ぶりに公にその姿を見せた。

 そして内部告発サイト「ウィキリークス」騒動が勃発。世界は再び混迷とともに2011年をスタートすることになる。...写真とマンガに続く

──ここから先は本日発売の『ニューズウィーク日本版』 2010年12月22日号をご覧ください。
<デジタル版のご購入はこちら
<iPad版、iPhone版のご購入はこちら
<定期購読のお申し込みはこちら
 または書店、駅売店にてお求めください。

<最新号の目次はこちら

[2010年12月22日号掲載]

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

独失業者数、11月は前月比1000人増 予想下回る

ビジネス

ユーロ圏の消費者インフレ期待、総じて安定 ECB調

ビジネス

アングル:日銀利上げ、織り込み進めば株価影響は限定

ワールド

プーチン氏、来月4─5日にインド訪問へ モディ首相
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ガザの叫びを聞け
特集:ガザの叫びを聞け
2025年12月 2日号(11/26発売)

「天井なき監獄」を生きるパレスチナ自治区ガザの若者たちが世界に向けて発信した10年の記録

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで墜落事故、浮き彫りになるインド空軍の課題
  • 2
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファール勢ぞろい ウクライナ空軍は戦闘機の「見本市」状態
  • 3
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙すぎた...「心配すべき?」と母親がネットで相談
  • 4
    【寝耳に水】ヘンリー王子&メーガン妃が「大焦り」…
  • 5
    【クイズ】次のうち、マウスウォッシュと同じ効果の…
  • 6
    100年以上宇宙最大の謎だった「ダークマター」の正体…
  • 7
    「攻めの一着すぎ?」 国歌パフォーマンスの「強めコ…
  • 8
    がん患者の歯のX線画像に映った「真っ黒な空洞」...…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    7歳の娘の「スマホの検索履歴」で見つかった「衝撃の…
  • 1
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」〈注目記事〉
  • 2
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで墜落事故、浮き彫りになるインド空軍の課題
  • 3
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やってはいけない「3つの行動」とは?【国際研究チーム】
  • 4
    マムダニの次は「この男」?...イケメンすぎる「ケネ…
  • 5
    AIの浸透で「ブルーカラー」の賃金が上がり、「ホワ…
  • 6
    海外の空港でトイレに入った女性が見た、驚きの「ナ…
  • 7
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファ…
  • 8
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 9
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベー…
  • 10
    老後資金は「ためる」より「使う」へ──50代からの後…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 7
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中