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出産

「代理出産」は本当に身勝手なのか?

We’re Having a Surrogate

2023年12月01日(金)13時55分
クリスティーナ・カスパリアン(エッセイスト、神経言語学者)

譲歩は最高の愛情表現だった。私の心身の健康と願いを犠牲にしてまで子供を産み育てることはないと、夫と私は結論を出した。

そこで2人の女性に私の代役を頼むことにした。匿名の卵子ドナーと代理母のマーゴットだ。私は遺伝子も子宮も提供しないが、誓って心は生まれてくる子供にささげる。

私たちのやり方は型破りで特権的で、身勝手だ。一部にはカネにものをいわせた「犯罪行為」と責める人もいる。

犯罪行為については、代理出産を4度経験したマーゴットが否定するだろう。

出産と産後のケアを含めて、経費は私たちが持つ。彼女の心身の健康とプライバシーは、医師と弁護士がしっかり守る。私たちとの交流はこの「取引」の後も続く。要するに子供は出生の経緯を知らされ、マーゴットにも会う。

妊娠出産について聞かれても、私はもうはぐらかさない。「おなかを痛めた子供でなくても大切に育てます」と、胸を張って答える。

そしてこの決断を身勝手で不自然だと非難する赤の他人には、きっぱり言い返す。「余計なお世話です」と。

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