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レストランのミニ温室、水鉄砲での洗礼...コロナ時代を生き抜く知恵

Coronavirus Adaptations

2020年07月14日(火)19時25分
アレクサンドラ・ショーンフェルド

バゲットのデリバリー パリ(フランス)

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COMSTOCK IMAGESーSTOCKBYTE/ GETTY IMAGES

パリっ子の1日は焼きたてのバゲットなしには始まらない。外出制限下で一部のべーカリーはお得意様に焼きたてパンを自転車で配達するサービスを始めた。玄関のドアに下げておくので対面の接触はなし。


ドライブイン・レイブ シュットルフ(ドイツ)

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HAUKE-CHRISTIAN DITTRICHーPICTURE ALLIANCE/GETTY IMAGES

ドイツのライブハウス「インデックス」は社会的距離を保ちながらクラブ気分を楽しめるよう、5月いっぱいドライブブイン方式のイべントを開催。客は車窓から発光スティックを振ったり、クラクションを鳴らしたりして新形式のレイブを満喫した。


窓から下げたカゴ イスタンブール(トルコ)

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CHRIS MCGRATH/GETTY IMAGES

建物の上層階に住む人が窓からロープで色とりどりの籠をつり下げ、注文した食料品を入れてもらうのは昔ながらのトルコの習慣。コロナ禍のさなかでは、このロープが買い物に行けない高齢者の命綱となった。


武漢シェイク 武漢(中国)

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Sisoje/ISTOCK

新型コロナウイルスの最初の感染者が報告された湖北省武漢では、感染リスクが高い握手(ハンドシェイク)を避けて足と足を合わせて挨拶する「武漢シェイク」がSNSで発信され話題になった。このほかにもハグやハイタッチに代わる肘タッチやグータッチ、エアハイタッチがコロナ時代の新しい挨拶として定着しつつある。

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2020年7月21日号(7月14日発売)は「台湾の力量」特集。コロナ対策で世界を驚かせ、中国の圧力に孤軍奮闘。外交・ITで存在感を増す台湾の実力と展望は? PLUS デジタル担当大臣オードリー・タンの真価。

[2020年7月 7日号掲載]

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