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サイエンス遊んで症状を緩和──子供のADHDにはテレビゲームが効く!?
A Video Game for ADHD
vadimguzhva-iStock
<患者への処方が承認されたゲームは治療の常識を変えるスタンダードとなるか>
ビデオゲームで遊んで症状を緩和──そんな意外な治療法を先頃、米食品医薬品局(FDA)が初めて承認した。
このゲームはデジタル治療用アプリが専門の米アキリ・インタラクティブ・ラブズが開発した「エンデバーRx」。スマートフォンなどでプレーするもので、ADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断された8~12歳児を対象に医師の処方箋で販売される。
円盤に乗った宇宙人を操作して氷や溶岩の上を飛び、障害物を避けながらアイテムを集めていく。アキリ社によれば、脳の認知神経系統に働き掛ける効果があるという。

FDAの承認が下りるまでには、7年に及ぶ治験が行われた。5件の個別の研究で計600人以上の子供たちを対象に、エンデバーRxがADHDの症状に効くかどうかを調べた。
ある研究では、このゲームを1日25分間、週に5日、4週間にわたりプレーした子供のうち、30%に「注意力に関する1つ以上の指標で、注意欠陥の兆候が見られなくなった」という。効果はゲーム療法を受けた後、最長1カ月続いた。よくある副作用は焦燥感や頭痛だったが、従来の投薬治療に比べて軽度だという。
ただし注意したいのは、こうした研究がアキリ社の助成で行われており、しかもエンデバーRxは既存のADHD治療の代替とはなり得ないと結論付けていること。FDAは、あくまで心理療法や投薬などを補うものとしてゲームを処方するよう推奨している。
ゲームが健康に有益になり得ること、例えば気分転換や運動に大いに役立つことは、以前から指摘されていた。やけどの痛みを抑えるためにバーチャル・リアリティーゲームを活用した事例もある。
アキリ社はアルツハイマー病や鬱病などへのゲームの効果についても研究している。将来的にはADHDだけでなく、さまざまな治療にゲームが使われるかもしれない。
© 2020, The Slate Group

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