笑える? 笑えない? 「ウォーリーをさがせ!」にも新型コロナウイルスで外出自粛要請
本の形の「新型コロナウイルス版」も登場
ベネット氏と似たアイデアを思いついた人もいる。アルゼンチンのアートディレクター、ペドロ・メッツィーニ氏だ。メッツィーニ氏のほうは本の形をした「新型コロナウイルス版」で、マスクをしたウォーリーがカバーに描かれている。本型のため、たくさんの絵が描かれているのではとつい期待するが、中身は、ウォーリーが町なか、ビーチ、野原を歩く3枚の絵のみだ。こちらは、どこを歩いても閑散としている。やはり、ウォーリーを見つけ出すのは非常に簡単だ。
「パロディのつもりで作りました。売るつもりはまったくありません」とメッツィーニ氏は筆者の問い合わせに答えてくれたが、売っているなら買いたいというコメントが届いているという。ある出版社からもコメントが来たそうで、「このパロディ、とても気に入りましたよ」とほめられたという。
外出は極力控える、外出するならソーシャルディスタンスを保つといった緊急事態は決して快適ではないが、こんなユーモアを見ると、人込みのなかのウォーリーの絵の状態に早く戻れるようがんばろうという前向きな気持ちにさせられる。
[執筆者]
岩澤里美
スイス在住ジャーナリスト。上智大学で修士号取得(教育学)後、教育・心理系雑誌の編集に携わる。イギリスの大学院博士課程留学を経て2001年よりチューリヒ(ドイツ語圏)へ。共同通信の通信員として従事したのち、フリーランスで執筆を開始。スイスを中心にヨーロッパ各地での取材も続けている。得意分野は社会現象、ユニークな新ビジネス、文化で、執筆多数。数々のニュース系サイトほか、JAL国際線ファーストクラス機内誌『AGORA』、季刊『環境ビジネス』など雑誌にも寄稿。東京都認定のNPO 法人「在外ジャーナリスト協会(Global Press)」監事として、世界に住む日本人フリーランスジャーナリスト・ライターを支援している。www.satomi-iwasawa.com

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